教職「機械工作実習」 手仕上げ作業(文鎮製作)
やすりについて
手仕上げ作業とは、機械加工された部品あるいは素材や材料に対して手作業によって加工を加え、完全に仕上げる作業であり、たがね作業・やすり作業・きさげ作業・ラップ作業などの表面仕上げ作業のほか、穴あけ作業・リーマ作業・ねじ立て作業なども含まれる。また、けがき作業は加工前の準備作業であるが、仕上げ作業の重要な仕事の一つである。
文鎮図面
製作工程
- Vブロックに鋼材をのせてハイトゲージを使ってケガキ線をいれる
- 3種類のやすりを使ってケガキ線まで削る作業
- つまみを取付ける位置にケガキ線をいれて、Ф5ドリルを使ってボール盤で穴をあける
- 穴をあけた所にタップ(M6)でネジ立てをする
- つまみを右回転で取付ける
使用する材料・工具類
材料:S45C Φ20×150
アオタック:ケガキ用塗料
ワイヤブラシ・ほうき:ヤスリの目に入った切粉の除去
ヤスリ:荒目・中目・細目
ヤスリ:全体画像
タップハンドル:
タップ:M6×P1.0 ねじたて用
ストレートドリル:Φ5.0ねじ下穴用、Φ10.0面取り用
ハイトゲージ:ケガキ用
万力(バイス):材料を挟んで固定
卓上ボール盤:穴あけ用
Vブロック:ケガキ用