技能検定試験 治工具仕上げ 2級

仕上げ作業について

  • やすりを使って0.01mm単位で調整できる技能を得ることができる。(毛髪の太さは約0.05~0.08mm)
  • 金型の最終調整・機械加工された部品の組立て調整等、製品を完成させるための最終段階の作業である。

試験概要

次に掲げる作業試験を行う。

  • やすり、けがき針、すり合わせ用角度定規(あてずり又は平行台)、Vブロック、外側マイクロメータ等を使用し、S45Cの材料に加工を行い、課題図に示す精度を有する段状の治工具を2個製作する。
  • 試験時間  標準時間:3時間   打切り時間:3時間30分

練習時間

  • 練習時間は120時間程度必要で合格レベルまで到達すれば指先で0.01mmを判断できる。
  • 全国合格率20%前後
  • 本学卒業生4名合格

試験課題

治工具仕上げ素材 治工具仕上げ図面1 治工具仕上げ図面2

使用する工具類

  • ここにあげた工具の他に、小型のスコヤ・光明丹(あたり検査用ペースト)・アオニスブラシ(けがき用塗料)等も使用する。
各種鉄工やすり各種鉄工やすり
弓鋸弓鋸
ハイトゲージハイトゲージ(ケガキ用)
スコヤスコヤ
定盤定盤(300mm×300mm)
シックネスゲージシックネスゲージ(すきまゲージ)
ノギス・直尺(150mm)ノギス・直尺(150mm)