技能検定試験 機械保全 3級(機械系保全作業)

2級受験資格がない学生のための資格(普通高校卒、工業系他学科卒)

次に掲げる要素試験を行う。

  1. 工具・測定器の名称、特徴、使用法などについて判定する。
  2. 潤滑油の粘度、用途、グリース潤滑及び油潤滑について判定する。
  3. 軸受・ねじ・キー・ピン・密封装置の名称、特徴及び用途について判定する。
  4. 空気圧装置の名称、特徴、用途及び点検手順について判定する。
  5. 提示された弁(バルブ)の写真について、種類と部位名を判定する。また、主な弁(バルブ)の特徴を判定する。

要素試験時間 1時間10分 (1問10分 7問)

学科試験時間 1時間 (30題)

要素試験の課題について(当センターに常設)

問題1から問題9のうち7問を実施

・問題1

スパナ等の適正な締付けトルク・締付け方、ボルト、ナットの緩み止め法等

・問題2

グリース潤滑と油潤滑の特徴、潤滑油の粘度の等について。

・問題3

各工具・測定器の名称と用途について。

・問題4

空気圧装置の、名称、特徴・点検について。

・問題5

軸受等の名称・特徴について。

・問題6

ねじ等の名称・特徴・用途について。

・問題7

キー・ピンの名称・特徴について。

・問題8

密封装置の名称・特徴・用途について。

・問題9

バルブ(弁)の種類と各部の名称、各バルブ(弁)の特徴について。

講習風景

講習会講師を務める職員がパワーポイントを使って説明しています。
講習会無料講座を受講している学生たちです。
講習会要素試験に出題される機械部品の説明をしています。
講習会実際に手に取って材質・構造等を確認しています。

問合せは工作技術センター黒滝稔(kurotaki@hi-tech.ac.jp)までお願いします。