令和5年度 機械工学科「ロボットコンテスト2023」大会要項

競技内容

  • 各班で1台のロボットを操作し、制限時間内にボール置き場にあるボールをセット場所のパイプ上にセットする。
  • フィールド

  • フィールドは、高さ50mm×幅50mmの枠に囲まれた1725mm×3500mmの広さを使用し、その枠内でロボットが自由に動き回ることが出来る。
  •     フィールド
        

    ボール

  • 数か所に穴がある約φ72mmのプラスチック製ボール。(12個)
  •      鉱石

    ボール置き場1

  • 364mm×166mm×67mm(高さ)の箱にボール12個を図のように収めている。
  •       鉱石

    ボール置き場2

          鉱石

    ボールセット場所

  • それぞれの高さ(100mm、150mm、200mm)のパイプ上に9個セット出来る。
  •      積み上げ
      

    競技方法

    1. ロボットを車検箱に収まる形で赤及び青のスタート枠内に置いた状態からスタートさせる。
    2. 競技時間は5分間。
    3. 競技時間内にボールを置き場から移動させ、セット場所のパイプ上にセットする。
    4. Aグループは3試合、Bグループは4試合の予選リーグを行い、上位2チームが決勝トーナメントへ進出できる。

    競技の勝敗

    ◎予選リーグ
  • セットしたボールを得点化し、合計得点で順位を決める・・・①
  • 得点は以下とする。
  •        高さ200mmのパイプ→各3点        高さ150mmのパイプ→各2点        高さ100mmのパイプ→各1点
  • ①の合計が同じ場合
  •  完成させた時点での残り時間の合計が多いチームが上位。…②
  • ①②の合計が同じ場合
  •  最初のボール設置時の残時間の合計が多いチームが上位。   
    ◎決勝トーナメント
  •  1試合ごとに予選リーグのルールで勝敗を決める。
  • ロボット規格

    1. 300mm×450mm×高さ350mmの車検箱に収まること。
      (※ スタート後収縮変形で寸法が変わってもかまわない。ただし複数個に完全分離した形状は反則となる。)
    2. ロボット操作には、本競技大会が規定するコントローラーを用い、ロボット1台に付き二台(2ch×2)とする。
    3. ロボットの移動には、規定のタイヤ・ホイールを使用すること。その主駆動に使用するモーターは、提供されたモーター以外使用禁止とする。
    4. 周波数設定用受信クリスタルは、ロボット外部に取り付け、容易に交換可能な位置にする。
    5. ロボットは完全自走と無線操作が切り替え可能なものとする。
    6. 電源は支給するバッテリーのみとする。(12V、6.5A、縦65mm×横150mm×高さ95mm、重量2.8kg)

    その他

    1. ロボット1台につき、モーターは4個、タイヤ・ホイールは2個支給するが、必要に応じて増やしてもよい。
    2. 受信用クリスタル、無線操作用プロポは競技終了後直ちに係員に返さなければならない。

      車検箱 モーター タイヤ プロポ 受信機

    詳細についてはこちらからダウンロードしてください。